2015年1月 

とっても大切な小さな絵本ができました。

 

手のひらサイズに込めた想い。

 

 全ての子どもたちと

子どものころの「ボク」へ。

                   

 あなたの

じぶんをいきるためのるーるは?

     

絵本

「じぶんをいきるためのるーる。」  

 

ippo.

                      B6変型判(12.5×12.5) 24ページ

                         880円(税込み)

 

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「ボクが子どものころに出会いたかった本をつくりたい」

「今の子どもたちに出会ってほしい絵本をつくりたい」

 という思いからこの本ができました。

           

 ボクはある時まで “じぶん”を生きることができませんでした。                         

 ボクのキモチと社会にある“あたり前とされるルール”が

 ぶつかって自分が本当に思っていることを誰にも言えず

         長い間心の奥にしまっていました。

                 

                 あとがきより抜粋

 

     

 

 

                                                               

 

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絵本「じぶんをいきるためのるーる。」に寄せて

 

 

この絵本にあるのは、とてもシンプルな6つの「ルール」である。

 

しかし著者はその6つの「るーる」を手に入れるために途方もない葛藤をくぐり抜けたのだろう。

しかし、だからこそ著者は「たった6つあればいい」ことに気づいたのかもしれない。

そして、誰にとっても「じぶんをいきるためのるーる」はとてもシンプルなんだろうと思う。

 

 

著者は「すべてのこどもたちへ」と記している。

「じぶんをいきるためのるーる」を探すことは、実は「じぶん」を探すことでもある。

この絵本は、きっとそのよい手がかりになるだろう。

 

                        

【トランスジェンダー生徒交流会世話人 土肥いつき】

 

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絵本「じぶんをいきるためのるーる」をひとりでも多くの子どもたちに

 

 

奈良の性的マイノリティ支援団体「性と生を考える会」代表の中田ひとみと申します。

テレビなどで目にすることが増えたほどには

実際のマイノリティ当事者の生きづらさは解決していないことを

相談事例などを通して痛感しているところです。

 

マイノリティ当事者の苦悩は、人とは違っている自分に気づいたとき、

その自分を否定するところから始まります。

当事者自身も、偏見を持って育ってきます。

 

「男か女」で「異性を好き」なことがあたり前で「正常」な世の中で

ちがっている人がいるということ、

ちがっていて良いということを知らずに育ってくるからです。

 

誰かひとりでも、あなたはそれでいいんだよ、と言ってくれていたら

ありのままを受けとめてもらえる経験をしていたら

死なずにすんだ人も、もっともっと希望を持って人生を送っている人もいたと思うのです。

 

だから、この絵本に出会ったとき

こんな1冊が学校にあったなら、図書室や保健室にあったなら

子どもの頃、手にとることができていたら

たくさんのマイノリティ当事者が

人とは違う自分の存在を否定しなくてすんだのではないか

希望を持って未来をイメージすることができたのではないだろうかと

思わずにいられませんでした

 

 

最近は、学校での教職員研修、人権教育研修、人権研修に行かせていただく際に

この絵本を紹介させていただいています。

 

この絵本には、性的マイノリティやLGBTQなどの言葉は出てきませんが、

小さな子どもが読める、シンプルかつ普遍的な言葉でメッセージが綴られています

 

マイノリティ当事者であれば

きっと自分に向けて発信されている肯定的なメッセージを読みとることができると思います。

 

また、自分が何者か気づいていない当事者も含め

すべての子どもたち(大人にも!)にとっても

自分らしく生きて良いのだという普遍的なメッセージを伝えるものになっていると思います。

 

幼い頃に、より広い価値観に出会ってさえいれば、

近い将来、思春期になって同性を好きな自分に気づいた時にも、

自分を受けとめるための助けとなることでしょう。

 

ひとりでも多くの、小さなマイノリティたちに

このメッセージを届けられることを願ってやみません。

 

 

性と生を考える会 代表

LGBTIQ医療看護連絡会 事務局長

中田ひとみ

 

 

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